トレーニング PR

運動中の水分補給にソフトドリンクは危険!?

記事内に商品プロモーションを含む場合があります
Pocket

水分補給にソフトドリンクを飲むのは危険?

野外でのスポーツは太陽の光や風など自然を感じてとても気持ちいいですよね。そして、休憩時にはコーラやサイダーをグビッと一杯飲みたくなってしまいます。テレビCMでも素敵な俳優さん達が爽やかに美味しそうに飲んでいますよね。

でも、ちょっと待って!!!

どうやら、運動中の水分補給にソフトドリンクを飲むことは病気を引き起こすリスクがあるらしいのです。

American Journal of Physiologyで発表された資料によると、暑い日の運動中に清涼飲料水やカフェイン入りのドリンクを摂取することで、腎臓病のリスクが高まるとされています。

研究結果:水分補給にソフトドリンクを摂取した場合の影響

ニューヨークのバッファロー大学の研究チームは、暑い日のハードワークを再現した実験室環境で、健康な成人を対象に研究を行いました。

1時間のエクササイズ、その後に15分かけて清涼飲料水またはカフェイン入りのソフトドリンクを飲みます。✖️3回。

ハードですね。

試験の前、直後、および24時間後に参加者の体温、心拍数、血圧、体重、および腎臓損傷のマーカーを測定し、すべての参加者が少なくとも7日間の間隔をあけてソフトドリンクと水の両方の試験に参加しました。

研究結果!!!!

清涼飲料水、カフェイン入りドリンクを飲んだ場合▶︎血中クレアチニン濃度が高いことと、糸球体濾過率が低いこと(腎臓障害のマーカー)を発見。

水を飲んだ場合▶︎一時的な変化はなし。

さらに、血圧を上昇させる抗利尿ホルモンであるバソプレシンの血中濃度は上昇し、清涼飲料水試験中およびその後に軽度に脱水が確認されました。

研究者はこう説明しています。(筆者訳)

熱中の運動中および運動後のソフトドリンクの摂取は水分補給をしない。このように、暑い環境下での運動中にソフトドリンクを水分補給飲料として消費することは理想的ではないかもしれない。

引用元 American Journal of Physiology 
URL https://www.the-aps.org/detail/news/2019/01/17/soft-drinks-hard-work?SSO=Y

まとめ

今後は、暑い環境下での運動中のソフトドリンク消費の長期的影響と腎臓病のリスクとの関連疾患をさらに研究していくようです。

タイムリーなことに、私は清涼飲料水やコーヒーが大好きなのですが、最近健康診断で軽度の腎臓疾患があることがわかりました。自己認識もなく、調べてみないとわからないものですね。

この夏、運動中の水分補給は適したものを飲んでスポーツを楽しみましょう。自販機を見つけてもコーラを買うのはぐっと我慢ですよ。