朝食は運動前に食べると代謝がUPする
突然ですが、私は毎日きちんと朝食を食べません。
なぜなら、朝時間が無いから、早く起きれないから、何と言ってもめんどくさいから!
一人暮らしの方にはそんな方も多いのではないでしょうか。
最近は、会社に出勤する前にランニングや朝ヨガなど朝活が流行っていますよね。まず早起きが素晴らしい!
そんな朝活している素晴らしいみなさん、朝食は運動前に食べていますか??
食べたほうがいいですよ!!!
イギリスの国立大バース大学の研究によると、運動前に朝食を食べることで、運動中また運動後の食事の消化、吸収、代謝の促進に効果的であることがわかったそうです。
さらに詳しく紹介していきたいと思います。
研究結果:運動前に朝食を食べた場合の効果とは
【研究内容】
12人の健康な成人男性を対象にとし、朝食摂取後に1時間のサイクリングを行い、運動後と安静時の血糖値と筋肉グリコーゲン値をテストしました。
参加者は運動の2時間前に牛乳で作ったお粥の朝食を食べました。
【研究結果】
朝食を食べることで、運動中に体内の炭水化物を燃焼させる速度を増加させ、さらに運動をした後はより急速に食物を代謝、栄養を吸収するように体が刺激されることが分かりました。
同研究を共同主導した保健省のJavier Gonzalez博士とRob Edinburgh氏は、次のように述べています。(筆者訳)
(Javier Gonzalez博士)
運動前に朝食を食べることで、運動後に摂取できる炭水化物を消化、吸収、代謝する速度が速くなります。
(Rob Edinburgh氏)
この研究は、少なくとも一回の運動の後、運動の前に朝食を食べることが私たちの体を「刺激」し、運動後の食事をするときに栄養の急速な貯蔵の準備ができていることを示唆します。
引用元 University of Bath
URL https://www.bath.ac.uk/announcements/eating-breakfast-burns-more-carbs-during-exercise-and-accelerates-metabolism-for-next-meal/
まとめ
現段階の研究では、朝食と運動に対する短期間の反応しか確認されていないため、この研究の長期的な影響はまだ不明確とされています。
しかしながら、短期間だとしても朝食を運動前にとることで、その後の食事の消化、吸収、代謝にまで促進作用があることは驚きです。
朝活といっても、会社や学校に行くのにウォーキング時間がある方にも効果的かもしれませんね。
少量でも運動前に朝食を摂取して、より体に効果的な朝活を目指しましょう!!