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ジムに行く時間がない人におススメのトレーニング(Home-Hit)

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ジムに行く時間が取れない時

「ジムに通おう」「毎朝ジョギングしよう」と思っても、忙しい生活の中でその時間を確保するのはとても難しいですよね。

厚生労働省の「国民健康・栄養調査」では、「運動習慣のある人」を「1回30分以上、週2回以上、1年以上の運動を継続している人」としていますが、 平成29年の調査結果によると、「運動習慣のある人」の割合は、男性で35.9%、女性で28.6%に過ぎないとのことです。特に男性では30歳代、女性では20歳代で最も低く、それぞれ14.7%、11.6%しか運動習慣がないとされています。

そんな方におススメなのがハイ・インテンシティ・インターバル・トレーニング(HIT)です。

休憩時間をあまり取らずに行う強度の高いトレーニングのことで、短時間で高い効果が期待されるため、トレーニング時間があまり取れない人に最適です。

そして、それを家の中で行うことをHome-HITと呼んでいます。

Home-HITはジムまでの移動・準備時間も節約できるため、トレーニングに必要な時間がより短くて済むのですが、一方で家の中でのトレーニングで本当に十分な効果が得られるのかという点が気になります。

The Journal of Physiologyに発表された新しい研究では、家の中で行うハイ・インテンシティ・インターバル・トレーニング(Home-HIT)による肥満に対する効果が調査されましたのでご紹介します。

ハイ・インテンシティ・インターバル・トレーニング(HIT) については、以下の記事の中でも説明しています。

実験内容

この研究では、32人の肥満体型の被験者が集められ、12週間に渡る調査が行われました。

被験者は、1)実験室内での自転車を使用したHITプログラム、2)アメリカ政府が推奨する150分間の中強度運動、3)器具を使用しない家の中でのHITプログラム(Home-HIT)、のいずれかに参加しました。

いずれのグループもこれらの運動は週に3回行い、被験者の体組成、心血管疾患のリスク、およびグルコース調整能力など、さまざまなデータを測定しました。

結果、Home-HITが、アメリカ政府が推奨する150分の中強度運動や 実験室内での自転車を使用したHITプログラムの両方と同じくらい効果的であることを発見しました。

この研究の著者であるSam Scott氏は次のように述べています(筆者訳)。

Home-HITは、時間、費用、ジムへのアクセスなどの運動の障壁を減らし、これまで運動を続けられなかった人にも、より達成可能な目標を与えることができ、多くの人の健康の改善に役立つだろう。

(引用元)The Physiological Society
https://www.physoc.org/news_article/home-hit-might-be-the-workout-that-brings-quick-simple-exercises-to-the-masses/

まとめ

トレーニング時間に加えて、ジムまでの移動・準備時間、ジムでの待ち時間などを合計すると2~3時間掛かっていることも珍しくない中、Home-HITなら30分程度でジムと同じ効果が得られるため、コスパが抜群ですね。

家の中で行うのでモチベーションの維持という別の課題が出てきますが、自分に負けず、自分の理想の体を手に入れましょう。

※ハイ・インテンシティ・インターバル・トレーニング(Home-HIT) の具体的なやり方については、別の記事で記載する予定です。